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ミシンのオーバーホール

購入して5年になる職業用ミシンが最近ずっと調子が悪く
騙し騙し使っていたのですがもう限界!
4〜5月にイベントが立て続けにあるのでその前に修理に出すことにしました。

まず購入した時のミシン屋さんに連絡して病状?を相談しました。

・糸調子が安定しない(カーブになると上糸が引きつってしまい、
 細かく調整しないと縫えない)
・縫い目がフラフラする
・目飛びする
・手まわしで回すと下糸が引っかかる感触がある

ポケット一つ縫い終わるまでに何度も上糸調整ダイヤルをチキチキと
回して調整しながら縫っていたのでとてもストレスでした。
針は頻繁に折ったことはないので針板は綺麗、油も定期的にさしています。

ミシン屋さん曰く、もう購入して5年経っているので
うちの店に送っても緊急措置しかとれないだろう、
JUKIの工場に直送して中身を分解して全部見てもらったほうがいいね。と。

JUKIでは修理代金の上限が決まっているらしく、
(多分。勘違いだったらごめんなさい)
金額を伺っても法外な値段ではないし最初からお願いするつもりだったので
早速教えてもらった工場へ宅急便を出しました。

今回初めて知ったのですが、ミシンを分解して全て点検してもらうことを
オーバーホールって言うんですね。
今まで聞いたことはあってもなんだろう、って思ってました。
爆発することかな?とか。ビッグバン的な。←はぁ?

ミシンのオーバーホール_b0274015_10363073.jpg


捨て魔の私がミシンの大きなダンボールと発泡スチロールを捨てなかったのは
奇跡に近いです。
購入時に知人が
「ダンボールは捨てちゃダメだよ!
修理に出す時ミシンが入る大きなダンボールって
案外見つからないんだよ〜」と教えてくれたので
邪魔だなあ、と思いつつとっておいたのですが

その後引っ越しすること3回、今回の修理で1回。

超!貴重品の大事な大事なミシンを安全に運ぶためには
ダンボールと発泡スチロールが大活躍してくれました^^


そして待つこと10日間。。。。
ミシン屋のおじさまが
「急いでるなら担当者に言ってプレッシャーかけとくよ。わっはっは」
と言ってくれたのですが、3月中だったら間に合うし裁断もたまってるし
大丈夫です、と答えたのをのちに後悔しました。。。縫いたい!待ち遠しい〜

連休を挟んでしまったこともあり、
17日に工場着で修理が終わって戻ってきたのが31日でした。

箱から出すと、購入した時の姿のようにピカピカの私の愛機。。。。
あんた、立派になって戻ってきたのお〜といたわりつつ
早速縫ってみると音がぜんっぜん違う!
今までダダダダダ、だった音がスウィーーーーンになってる!
ムーーーーン、スウォーーーンンって!←わかりにく。
もちろん糸調子もバッチリ!

ミシンのオーバーホール_b0274015_10363041.jpg


で、いただいた診断書の内容が

・釜回転不良
・糸切りカムにひび (うん、たまに切れなかった)
・中釜押えバネ折れ (ああ、なんか過去に思い当たる節がある)
・針棒糸かけ変形 (うん、なんか購入時と違う気はしてた)
・クラッチバネ、ゴム輪劣化 (これは5年も使ってれば消耗するらしい)

今まで満身創痍でバキバキだったね、ごめんよミシン。

という感じで初めてのミシン修理は無事に帰還しました。
これからもっと大切に扱って長く付き合っていこうと思います^^
たまりにたまった裁断済みの山を片付けるぞー!


by mini-kel | 2016-04-02 10:39 | まいにちの出来事

つくったものの記録、まいにちのできごと、ひとりごと。


by ヘラヂカ